2022.02.04~06 @ 山中湖の森
近代産業社会システムが様々なところで限界を迎え、
人と地球環境との関係性が大きく問い直されています。
地球規模の生態学的危機から人々の価値観、ライフスタイルまで、
あらゆるレベルで経営やビジネスの前提が急激に変化しています。
従来のやり方やマネジメントスタイルだけでは立ち行かない現状を
どのように乗り越え、手を取り合ってトランジッションを進めていくことができるでしょうか。
どうすれば、不安や恐れの連鎖として他者や組織をコントロールするのではなく、
一人一人本来の力を引き出し、生命的な組織文化や再生・循環型社会に向けた実践を育んでいくことができるでしょうか。
どうすれば、人間中心の世界に閉じこもるのではなく、
地球環境や他の生命との循環へとひらかれたリジェネラティブなビジネスを推進していくことができるのでしょうか。
本プログラムは、自然の叡智に学びながら、21世紀型の組織やシステムの変容を促す「リジェネラティブ・リーダーシップ」を土台に、 これからの時代の再生・共繁栄型のリーダーシップやビジネス、経営の在り方を深めていくための経営者向けプログラムです。
舞台は、富士を眺める山中湖の豊かな森。
真冬の森の静けさに身を委ねながら、組織や取り巻く環境、そして自分自身の内なる声やビジョンにじっくりと向き合います。
慌ただしい日常から離れ、ゆっくりと自分や世界の呼吸のリズムを感じながら、 経営者だからこその悩みや葛藤を分かち合い、仲間と共に未だ見ぬ未来への旅路を歩んでいきたい方のご参加をお待ちしています。
森にゆだねるリジェネラティブ・リーダーシップ
~ 富士の森に身をゆだね、自然の摂理に根ざしたリーダーシップや経営の在り方を深める2泊3日 ~
ポスト人間中心時代の新たなリーダーシップ・パラダイム
本プログラムは、新型コロナウイルス感染症の影響により、開催日を6月24日〜26日へと延期し、若干名の追加募集をおこなっています
プログラムの日程と流れ
※集ったメンバやその場の流れに委ね、内容は適宜逸脱・変更する可能性があります
プログラムナビゲーター
小林 泰紘(こばやし やすひろ)
一般社団法人 Ecological Memes 共同代表/発起人
株式会社BIOTOPE 共創パートナー
世界26ヶ国を旅した後、ImpactHUB Tokyoにて社会的事業を仕掛ける起業家支援に従事。その後、人間中心デザイン・ユーザ中心デザインを専門に、幅広い業界での事業開発やデジタルマーケティング支援、顧客体験(UX)デザインを手掛けた。共創型戦略デザインファームBIOTOPEでは、企業のミッション・ビジョンづくりやその実装、創造型組織へ変革などを支援。
自律性・創造性を引き出した変革支援・事業創造・組織づくりを得意とし、個人の思いや生きる感覚を起点に、次の未来を生み出すための変革を仕掛けていくカタリスト/共創ファシリテーターとして活動。座右の銘は行雲流水。趣味が高じて通訳案内士や漢方・薬膳の資格を持つ。イントラプレナー会議主宰。エコロジーを切り口に新たな時代の人間観やビジネスの在り方を領域横断で探索するEcological Memes 代表理事。
山田 博(やまだ ひろし)
株式会社森へ創設者/プロコーチ/山伏
1964年生まれ。東北大学教育学部卒業。(株)リクルートを経て、2004年プロ・コーチとして独立。 CTIジャパンにてコーチ、リーダー養成のトレーナーとして約4000人の育成に関わる。2012年(株)CTIジ ャパン代表、2014年(株)ウエイクアップの経営に参画。意識の進化による全員当事者の組織運営を目指す。
2006年、森の中で自分を見つめ、感じる力を解き放つ 「森のワークショップ」をスタート。2011年、株式会社森へを設立。自分、人、森との対話を通じて、自らの原点を思い出す「森のリトリート」を全国各地の森で開催中。
書籍『森のように生きる』『森と共に、歩む日々』関連書籍『無意識の整え方』
須永 愛美(すなが あいみ)
絵描き/一般社団法人 Ecological Memes 共同代表
自分や誰か、何かのいのちの内側を描き出すことをテーマに、観る人の身体の奥に直接響く絵を描く。内側への探究心は絵の表現だけにおさまらず、コーチングやピラティスなど、心と身体そのものにも向き合い続けている。プロフェッショナルコーチ。ピラティス・解剖学勉強中。共異体として目覚め始める世界を直感していたタイミングでEcological Memesに出会い、共同代表として活動をともにする。
参加費・会場など
本プログラムは、新型コロナウイルス感染症の影響により、開催日を6月24日〜26日へと延期し、若干名の追加募集をおこなっています
日程:2022年6月24日~26日(2泊3日)+ フォローアップセッション(2回)
山梨県南都留郡山中湖村平野506-296
https://www.pica-resort.jp/yamanakako/access/index.html
滞在先:PICA山中湖
申込締切:1月9日(日)→6月10日(金)
募集人数:6名
参加対象者:経営者(規模・業界・営利/非営利などは問いません)
参加料金(税込)
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恩贈りチケット:18万円
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一般チケット:15万円
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奨学チケット:8.8万円
COVID-19の影響なども踏まえ、経済状況に関わらず必要な方にプログラムを届けていくために、奨学枠および恩贈り枠を設けています。eumo払いも可能です。ご利用を希望される方は申込フォームよりお知らせください(Ecological Memesは共感型コミュニティ通貨eumo加盟店です)。
参加費に含まれるもの
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プログラム費
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プログラムマテリアル(講演資料・ワークシートなど)へのアクセス
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共著者Giles Hutchinsの講演を含む、Regenerative Leadershipに関する有料セッションアーカイブ映像へのアクセス
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多様な想いや願い、価値観、世界観と共に、経営者だからこその悩みや葛藤を分かち合い、支え合い、実践を共にしていく仲間との出会いと学び合いの場
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冬の自然の美しさや静けさを味わい、森に身を委ね、自分自身の感覚をひらき、つながりを取り戻していくためのガイドや機会
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リジェネラティブ・リーダーシップを学び、深めていくための書籍や記事など情報ソースの紹介
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プログラム後も仲間たちとそれぞれの学びや実践を分かち合い、支え合っていくためのフォローアップセッション
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プログラム参加者限定コミュニティグループへのアクセス
参加費に含まれないもの
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交通費
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宿泊費・食費(1泊2食付き8,000-9,000円程度)
※感染症対策としてBBQなどの実施はせず、会場併設のレストランにて各自オーダーとなります
服装・持ち物など
<服装> *寒い日は日中もマイナスになるため防寒対策が必要になります
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標準的な重ね着
ヒートテック(厚め)、フリース、ライトダウン、ウィンドブレーカーになる上着(スキーウエア)など、 -
手袋(厚手)
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帽子(厚手)
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靴下(厚手)、または2枚重ね
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防水性のある靴、スノーブーツ
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カッパ(上下セパレート)
<持ち物>
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デイバッグ(水筒、予備の服、カッパが入るサイズ)、ビニール袋、タオル
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雑記帳やノート、ペン
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常備薬、保険証、洗面用具
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耳栓(必要な方)
感染症対策について
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、会場とも連携の上、検温・消毒・会場換気・間隔を開けるなど対策を徹底いたしますが、体調などご不安がある方はご参加をご遠慮ください。なお、状況によってやむを得ずプログラムの開催を見合わせる場合があります。
こんな方のご参加をお待ちしています
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従来型の組織マネジメントや経営スタイルに限界を感じている経営者
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リジェネラティブ・リーダーシップやリジェネラティブなビジネスの実践に興味がある…
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今の暮らしや仕事のやり方に、自分が本当は大切にしたいリズムとのズレや不調和を感じている…
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従来型の組織マネジメントや機械論的なアプローチに限界を感じている…
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森の中に身を置き、自分自身や取り巻く環境、組織との関係性に向き合ってみたい…
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サステイナビリティやサーキュラーエコノミーなど持続可能な社会の推進に向けて、自社事業やリーダーシップの根本的な発想や在り方から迫っていきたい…
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よくわからないけれど、直観的にピンときてしまった...
これまでのものの見方を手放し、新たな世界への一歩を踏み出していきたい方のご参加をお待ちしています
過去の参加者の声
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リジェネラティブ・リーダーシップの理論と体験が効果的に学べるセミナーです。特に自分のステージを変えたい方や今の自分を打ち破りたい経営者の方、森に何かを求めて気になっている方におすすめします。
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インテグラル理論や成人発達理論、ティール組織などの考え方には馴染んでいたため、リジェネラティブ・リーダーシップも似たような考え方なのではと参加前までは思っていました。参加してみると、考え方だけではなく、身体感覚も含めた実体験を伴う学びであることに気づきました。感じたことを考える・表現する、という順序がいかに自身の気づきにつながるかを体感できる素晴らしいプログラムでした。
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森の中で1人静かにただ佇む時間。ただ内省を促すだけじゃなく、自分自身が気づいてもいない感性やビジョンと出逢わせてくれました。
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人生の転機となる豊かで濃い3日間。私にとって、このタイミングで必要な体験とご縁だったと心から思います。森の中で解かれた生命体としての体感覚、その状態でRegenerative Leadershipという知識を学んだことで深く身体の中染み入り、日々の仕事の中でも違和感をより素直に受け取れたり、根源的な欲求に導かれて新たな一歩を歩めそう、そんな予感があります。
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とにかく森へ行ってみてほしい、森を感じてほしい、ただそれだけです。森へ行って感じる感覚は自分の中でずっとずっと長く輝き続けます。一過性やその場しのぎではない、大切なものに気づかせてくれます。
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この3日間は、私にとって忘れられないほど深く心と身体と精神に刻まれた体験です。プログラムを通じ、森に身を委ね徐々に解けながら開かれていく中で、生き物として「いのち(≒生態系の中での生命体の感覚)」に触れる体験をすると、自然と心が震え涙が出ることが初めてわかりました。反面、普段の東京での仕事生活ではどれだけ閉ざしている(閉ざさねばならなかった)かも今回強く感じ驚きました。
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ゆったり時間が流れるのにあっという間で密度の濃い場でした。これからの生き方とビジネスが舵を切って動き出しました。